図解「人たらし」のブラック心理術

自分用に読書メモ。

図解 「人たらし」のブラック心理術

「人たらし」とは

「人たらし」な行為とは、基本的に相手を喜ばせること。
相手の心理を読んで喜ばせようとすると、自然と人に好かれるようになる。

細かいことほど大事にしろ！

• 重大なことは自然と目立ち誰でも注意が向くが、細かいことはおろそかにしがち
• 些細なことを大切にすると好感度アップ
  • 100円借りた事を覚えている
  • メールの返事が早い
  • 挨拶をかかさない
  • 社交辞令だけではなくちゃんと電話をする

上司には、聞く必要のないことを、あえて聞く

• 根回し大切。前もって根回ししておけば無用な反発を減らせる
• あらかじめ相談する習慣をつけておく
• 相談された上司は、頼りにされていることを実感できて、良い気持ち。
  • 「なるほど」
  • 「それは参考になります」
  • 「聞いていただけただけで、ホッといたしました」

「また、ご相談してもかまいませんか？」

率先して、「腰の軽い」人になれ

• 口先だけでは、他人から信頼されない。行動で見せる
• 口先だけでなく行動が伴うと、そこには言葉以上の真実味が出てくる
• 行動を先読みする

何かを頼むときには、先に「謝礼」する

• どうせ謝礼をするつもりなら、せめてその半分でも、謝礼しておくと、相手の心構えが違ってくる
• 後輩に頼みごとする場合、先にご飯を奢ってから、話を切り出す、など

ほめるときは、惜しみなく強調しろ

• ホメられれば、たいていの人は嬉しい。たとえお世辞であるとわかってても。
• 「それを成し遂げられるのはキミだけ」
• 「キミが一番うまい」
• 「キミが最初に・・」
• 「キミが特に・・・」

信頼されたければ、できるだけ会話を長くしろ

• メッセージ量を増やせば増やすほど、相手に信頼されるようになる
• 言葉を交わすことは、心を通じ合わせることにつながる。会話をすればするほど、相手の心を惹きつけることができる

「スモール・ステップの原理」で、自分から折れろ！

• まずは、「自分から少しだけ変わる」を目標にしてみる
• 自分は正しいのだ、というつまらないプライドを捨てるだけで、人間関係は驚くほど良好になる
• 大きく変わろうとするのではなく、小さく少しずつ変わろうとする

最初から魅力全開で会いに行け！

• 出会いから3回目までで、好きか嫌いか評価される
• 最も重要なのは1回目。初対面で絶対に好かれる！という意気込み必要

相手には絶対口答えしない

• 口答え＝相手をないがしろにしてメンツをつぶす行為
• 自分に何か問題があったときには、さっさと謝る
• 反論するなら、「建設的で前向き」に
• 明るい希望を感じさせる反論なら、いくらでもやっていい
  • 「こうすれば、良くなると思います」→「なるほど、それはいいアイディアだ」

会話をダメにする８つの要因

1. 自分と比較しない
2. 心を読もうとしすぎない
3. 次の話題のリハーサルをしない
4. かっこいいアドバイスをしてやろうとしない
5. 上の空にならない
6. 自分が正しいと思わない
7. 疲れているときは、人と会わない
8. 時間的に余裕がないなら、人と会わない

「命令」ではなく「確認」する

• 「早く書類仕上げてくれよ」→「そうそう、あの書類仕上げてくれた？」
• 「報告書は、すぐ書くんだぞ」→「この報告書は急ぎだったかな？」
• 「絶対に今日中に片付けろよ」→「今日中に片付けられそう？」

部下は「説得」するな。「レッテル」を貼れ！

• 「○○しろ！」と言わない。「キミは○○の人間」というレッテルを貼るだけ。
• 教室のゴミを散らかさないように教える実験
  • 説得する：「どうしてゴミを散らかしてはいけないのか」ということを理屈っぽく説明する
  • レッテルを貼る：「このクラスは、ゴミを散らかさない生徒ばっかりなのね」と話かける

「たとえばの話」で口を割らせる

• 「仮の話」ということで質問してみると、相手のホンネがわかることが少なくない

「いい線だね」で相手をその気にさせる

• やりたいようにやらせるほうが、結果的にはうまくいく

ベストセラーなので、ひねくれて買わないでおいたのですが、実践的で面白い本でした。他にもシリーズで何冊か出ているようなので、機会があれば読んでみようかと思います。

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