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「読書駅伝」仙台圏に会員50人 知的交流や節約も魅力

6月4日の河北新報の記事で、「読書駅伝」という会の紹介が載っていた。

仙台圏の若手会社員らが、さまざまな分野の本を共有して読み合う「読書駅伝」の試みを始めている。会員が愛読書を事務所に持ち寄って保管し、読みたい本を借りる。「財布と保管場所を気にせずに多読できる」システムで、同じ本を読み合うことで生まれる会員間の「知のリレー」を楽しんでいる。

 昨年7月から、仙台市青葉区公認会計士椎木秀行さん(35)らが始めた。きっかけは、椎木さんが2004年から主宰する社会人向けセミナー「志立 生きるちからスクール」。参加者の多くが本が好きで「みんなで本を共有すれば視野がさらに広がる」と考えた。

 青葉区本町の椎木さんの事務所に会員用本棚を置き、週1回(曜日不定)の貸出日を設けている。何冊でも借りられ、自己申告した期限内に返却する。会費は月500円で管理費に充てている。

 会員は30、40代を中心に約50人。セミナーの参加者やスクールのホームページで興味を持った人が集う。蔵書は現在、話題の新書やビジネス書など約310冊にまで増えている。

 貸出日の夜は、会社帰りの会員が集まり、読書談議に花を咲かせるのも魅力の一つ。

 仲間との交流で読む本のジャンルが広がったという宮城野区の主婦忠海佐知さん(42)は「気軽にベストセラーがチェックできて、節約にもなる」と話す。

 一日1冊以上の読書が日課という宮城野区の会社員佐藤雅育さん(35)は「本はたまる一方だが、愛着があるので売りたくない。自分のお薦めを読んでもらえるのもうれしい」とメリットを説く。

 ワークシェアリングならぬ「ブックシェアリング」ともいえる試み。椎木さんは「今後は作家との交流の場を設けるなど、本に親しむ機会をもっと増やしたい」と夢を語る。

うん。面白そう。
今度、参加してみよう。