ミクシィ 仙台事業所10月開設 100人地元採用を計画(河北新報)
今日の河北の記事。
ミクシィ 仙台事業所10月開設 100人地元採用を計画
会員制交流サイト運営最大手のミクシィ(東京)が、仙台市青葉区のオフィスビルに仙台事業所を開設することが正式に決まり、市は1日、同社への立地助成金の交付を発表した。開設は10月1日。
業務内容は同社のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「ミクシィ」などに対する規約違反の書き込みの監視。セキュリティー上の理由から、事業所の住所は公表しない。業務は別会社に委託する。
仙台事業所は、受託会社が約100人を地元採用する計画で、5月から募集を行っている。
仙台市は3年間の固定資産税相当額の交付、新規雇用数に応じた助成を行う。市産業振興課は「ミクシィの進出は今後の同業種の誘致に弾みがつく」と期待する。
ミクシィは仙台進出を人件費やオフィス賃料の安さ、市の助成金制度などから決めた。地方進出は2009年の大阪営業所に次いで2番目。
同社は04年、「ミクシィ」の運営を開始。ユーザー数は約2000万人(10年4月)で国内最大規模。
河北新報 東北のニュース/ミクシィ 仙台事業所10月開設 100人地元採用を計画
一瞬、すごい話に見えた。
ミクシィが仙台オフィスを開設して、地元から100人採用する、と言っている。
けど、記事をよく読むと、採用するのはあくまで「受託会社」で、ミクシィ本体ではないのね。ミクシィは、その受託会社に、監視業務を委託して、委託した受託会社の社員が監視業務に当たる、という事のようだ。
たしかに今の仙台で100人規模の雇用なんて、そうそう見当たらないので、大歓迎ではあるけれど、業務内容がネットの監視だけなので、おそらく雇用形態は契約社員なんだろうね。
一時期、市と県中心に、コールセンターの誘致なんていうのを積極的に展開していたこともあったみたいだけど、ほとんどがバイトか契約社員だけだったみたいだ。
非正規雇用ばっかり増やしても意味ねーんだよ、と言いたいところだけど、今の仙台においては、それすらも貴重な雇用なんだろうな。贅沢は言ってられないのか。うーむ。